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バルセロナの企業訪問!FC Barcelonaにも行ってみた!今年から始まったSafari Barcelonaでみるバルセロナでの就職事情

バルセロナの企業訪問!FC Barcelonaにも行ってみた!今年から始まったSafari Barcelonaでみるバルセロナでの就職事情

今年からバルセロナの企業が企画するSafari Barcelonaが始まった。主な趣旨は各企業が会社説明を行い、MBA生に企業を知ってもらいサポートもしくは就職を促すというもの。バルセロナに位置するMBA(IESE・ESADE・EADA)の生徒が半日かけて何社か訪問するのだが、参加企業は70社ほど。この参加数を見るとバルセロナの企業は結構MBAの生徒に就職してほしいと伺える。僕が訪問した企業はFC Barcelona / Vall d’Hebron(病院) / Social Point(スタートアップ)の3社。ということで、それぞれの訪問と今後の課題を考えてみます。

憧れのFC Barcelonaに訪問!

FC Barcelonaのカンプ・ノウ競技場を訪れました!訪問と言っても選手に会うわけではなく、経営者層にあっていまやっている事業と今後の方針についてプレゼンを聞くだけ。彼らは恐らく世界一のMembershipの数を有しており、今メンバーシップになるには家族がすでにMemberでなければいけないというLimitまで存在するほどの人気ぶり。そして、企業・市民・国をまたいでコラボレーションするプラットフォームを作っており、そこでは選手のトレーニング・パフォーマンスの分析、市民に対してイベント・スクールの提供など、スタートアップと思えるほど柔軟で幅広い活動を行なっていることにびっくり。恐らくスポーツビジネスでは世界最先端と言っていいだろう。このスポーツビジネスモデルを日本に導入したら本当に日本のスポーツは面白くなると思った。
その後訪れた病院では、最新の機器を見せてもらっただけでなく、手術を実際に行っているオペ室を覗かせてもらった。日本のテレビでは何回かオペをみたことがあるけど、こんなに緊迫した現場をまじかにすることができてびっくり。というか学生にここまでオープンにしていいものかとも思うが。。 でもそこまでして、学生にバルセロナがHospital業界で進んでいるということを知ってもらいたいという熱意が伝わって感心した。

実際に就職となると。。

以前にブログでも書いたがバルセロナは日本同様に現地語(スペイン語)を話せないと結構きつい。街中でもスペイン語が話せないと困ることも多く、まして働くとなるとやはりかなり厳しいと思われる。今回参加した企業もスペイン語が話せる学生が主なターゲットだと思われる。IESEにはスペイン出身の生徒と、南米出身の生徒が結構いるのでいいアピールになる。一方で特にアジア人にはこのハードルはかなり高い。ただでさえ英語で苦労している中、スペイン語をマスターして2年後に働き始めるイメージはほぼない。。日本もそうだがバルセロナももう少し英語の通じるまちになってほしいと思う一方、その土地の言語を大切にするから独自の素晴らしい文化がいつまでも守られているとも解釈できる。ん〜難しい。
でも今回の訪問で、バルセロナの企業もかなりオープンでふらっとにMBA生を迎えようとする姿勢が見れて本当によかったです!

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