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異国の地で隔離生活を行なっている教訓、非常事態から学んでいること

異国の地で隔離生活を行なっている教訓、非常事態から学んでいること

スペインでの隔離生活3週間が経過しました。精神的にも肉体的にも少しづつ消耗してきた感はありますが、人生にこんな経験することはもうないと思うし(少なくともスペインでは)、非常事態から学ぶことは本当にたくさんあると思う。そこで少しでも今の学びを忘れないように、少しでも今の気持ちを忘れずに将来に生かすため、毎週のように現状を書きとめようと思います。今回はコロナの教訓編です。

クライシス時の過ごし方(自宅隔離)

とにかく自分を律して規則正しい生活を送ることが一番だと気付いた。規則正しいを送る限り生産的でいられるし、健康も保ちやすい。自分を律する方法としてはルーティンを守ることと、タスクリストを作って日々忙しいというか何かをやって頭を使い続ける状況を作ること。自分は次の就職先で必要な知識を身につけること、学校の授業・課題、これまでのMBA授業の総まとめなどを規則正しく続け、そして室内でできる運動をして充実した日々を送ることを心がけています。

将来の住居

ある程度広くて快適な家に住むことの重要性を思い知りました。バルセロナは物価も安く、ある程度の値段で広いフラットを借りることが出来ているが、日本に帰ってからもお金を払ってでもちゃんとした家に住もうと思いました。というのも、このクライシスを機にもっと世の中的にリモートワークが進むだろうし、将来いつまたクライシスが起こるかわからない、、そんな状況で家で過ごす時間が増えてくる可能性が高いと思うので、長時間いても快適に心のバランスを保てる家に住もうと思った。バルセロナの家は広くて快適に過ごせているし、日中は太陽も浴びることができるので気持ちを前向きに保てます。

クライシス時の平常心の保ち方

非常事態になると心が乱れるのは当たり前。でも、いつまでも心が乱れていては何も出来ないし前に進めない。そんな時どのようにこのコロナ・隔離生活という状況を受け止め心を鎮めるか。自分の中ではこの状況を、起こるべきして起こったものとして、見えない力がそうさせていると、とにかく事実を受け止める。そして自分はこのような力の前では無力であることも受け止めて、現状できることに邁進する。英語ではSelf-Transcendenceとしばしば呼ばれるが、どんな状況もあり得るものだと心を開き何事も受け止めるいい学びになっています。

危機の時の一体感

これは学びではないけれど、世界中どこにいても危機の時には人々は力を合わせて助け合っていくことを体感しています。日本が東日本大震災になった時みんな助け合ったように、スペインも政府が決めたことをみんなが守ってしたたかに危機を乗り切っている。そして、病院関係者を讃えるために20:00になると市民が一斉に拍手をする。自分はこの一員になってバルセロナ市民が一体になっているのを感じて毎日感動しているし、病院関係者への賛美の気持ち・この状況下でもめげないバルセロナ市民、一生今も自分の気持ちは忘れないと思う。

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