MBA・キャリアに関するご質問はこちら

日本に戻ってきて感じる大きな違い。 MBAを終えて失ったものとは

日本に戻ってきて感じる大きな違い。 MBAを終えて失ったものとは

日本に帰国してからしばらく経ちようやく落ち着いてきました。 ただ、日本の生活に戻ると同時にMBAでの生活から大きく変わってしまったことも多くあります。バルセロナという立地・MBAという特殊な環境から、日本という自分の生まれ育った土地で生活することで失ったものというか、、MBA生で生活していたことで恵まれていたことを書いてみたいと思います。(裏を返せば、MBAでもっと意識して大切にしておけばよかったな〜と思うこと)

ダイバーシティー

これはヨーロッパMBAの特権ともいうべき項目で、MBA中は本当に色々な国の仲間と過ごすことができた。一方、日本に戻ってきてすぐに感じることであるが、日本はほぼ日本人のみ。。多様性はほとんどないと言っていい。どちらがいいというわけではないけれど、自分は文化も言葉も違う同級生からたくさん刺激を受けて充実した日々を過ごすことができた。自分が意見を発すれば、必ずと言っていいほど反論が返ってくるし、みんな自分の意見をしっかり言い合う。その中で、それぞれの国の特徴や考え方を理解することができたし、自分の成長にもつながった。日本では、自分の意見はあまりいう傾向になく、その意見も他の人と似たり寄ったりのものになってしまうのは、少し寂しい。

時間

MBAという学生生活、社会人と比べて圧倒的に時間があったと思う。何もMBA生が暇だと言っているわけではないけれど、自分の裁量で動ける時間がたくさんあった。その時間の中で、自分のやりたいことに優先順位をつけて行動してきた。一方で社会人に戻ると拘束時間というか、自分で自由に使える時間がどうしても短くなってします。(また、日本にいると仕事以外にもなぜかやらなければいけないことが自然と増えていく。。)なので、本当に大切なものだけを自由時間に使って多くのものを切り捨てなければならない。でも、裏を返せば仕事に集中できるということ。なので、しばらくは仕事に集中します!! また、MBAで時間の使い方について散々悩んできたけれども、これから限られた時間をどう使うかについていいトレーニングになったと思う。

特権

MBA生になることで多くの特権があったと思う。その中で自分が強調したいのは、MBA生であることで大抵どんな人でもあって話を聞けるということである。この特権は本当にありがたかった。 例えばMBAのアルムナイでかなり偉い人とか、どこかの会社のCEOとか、スタートアップ企業とか、、MBA生というだけで、大抵みんな興味を示して会ってくれる。 そして、企業側もキャンパスに訪問して学生と会おうとする。このようなネットワーキングの方法はなかなか違う立場だとできないと思う。学生という中立な立場と(会社員だと何かしらの利害関係が発生してしまう可能性が高い)、MBAというなんとなく出来そうな響きで、色々な分野で素晴らしい方々と会えた。 MBA卒業してからも頑張れば自分の会いたい人に会えると思うけれども、そんな気軽に会えたりはしない。そう言った意味で、MBAの特権はみなさんに大切にしてほしい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です