日本とヨーロッパの文化の違い、日本人が日本人と呼ばれる理由を考えてみる

日本とヨーロッパの文化の違い、日本人が日本人と呼ばれる理由を考えてみる

スペインで1年弱過ごし日本に帰ってきました。MBAの期間はスペインのみならずヨーロッパ各国を旅行して、その土地の文化だったり食だったりと、自由で時間のある今だからこそ感性豊かに色々感じることができたような気がしています。そんなヨーロッパでの過ごし方をして、日本に戻ってくると、すぐに日本人の自分に戻り数分で違和感なく日本での生活に馴染んでしまう。笑 このヨーロッパとの違いと日本の違い、そして文化的な面も含めて自分なりの考えを書いてみます。

ヨーロッパと日本の食文化について

ヨーロッパといっても長期で滞在したのはスペインなので、スペインの食文化と日本の食文化について考えてみる。まずスペイン。スペインの食文化は何と言っても “Mediterranean Cuisine”として知られる地中海料理。とにかくオリーブオイルが豊富に取れるので、その使い方も半端ではない。 タパスは基本的にオリーブオイルに浸ったタコだとか、トウガラシだとか、いろいろなものがオリーブベースの味となっている。そのほかにもトルティーヤ(スペイン風オムレツ)もかなりオリーブを使っているなど、オリーブオイルの使い方は多種多様。ただ、オイルをたくさん使っているからといって体に悪いわけではない。植物性のオイルの中でオリーブオイルはいわゆるオメガ9と呼ばれる油が豊富に含まれていて、悪玉コレステロールを減少させ、血液をサラサラにする効果や、便秘解消効果がある。日本でよく使うサラダ油よりよっぽど体にいいはずである。ただし、スペインはやはり日本に比べてよく肉を食べる。肉を食べるのは悪いことではないけれど、野菜・魚・肉とバランスのとれた食生活をとれていない感が否めない。 一方で、日本はやはり野菜中心の食生活。サラザ油が主なオイルにしろ、普段食べているものが健康的なので長寿になるのは必然だと思う。あと、大豆関連の食材も豊富。大豆をそのまま食べるのではなく、発酵させて味噌とか納豆とかで食べるから普段何気なく食べているものがすでに健康的なのだ。最後に魚を習慣的に食べていることも、日本人が健康でいられる秘訣であろう。日本が長寿大国として有名なのはみなさんご存知だろうが、実はスペインも世界2位の長寿大国。日本の食生活に、スペインの食生活のいいところ(オリーブオイル)をもっと取り入れることもいいアイディアだと思う。

日本人を日本人たらしめているもの

文化や民族のことをこの一年、かなり考えてきた。MBAでいろいろな国籍の人と接して話して、でもなぜかこの人はアメリカ人、この人はブラジル人、そしてこの人は日本人と感覚的にわかってします。肌の色、言語はもちろんだけど、何がその民族を決定づけているのか、不思議に思って1年目を過ごしてきた。今振り返ってみると民族を民族たらしめているものは、その国の習慣とかルール、規律の部分が一番大きいのかな〜なんて思う。一番わかりやすいのは日本人。日本では人とすれ違ったらお辞儀をするし、人前ではあまり大きな声で喋らなかったりと、日本ではルールというか習慣になっていることが日本人という民族を形成しているような気がする。 例えば、ユダヤ人も今や国を持たない民族だけれど、彼らがまだ確固としたユダヤ民族を保っているのは、彼らがユダヤ教を信じその教えや規律を守り続け行動に反映させているからこそ、ユダヤ人同士はどの国でも分かり合い、他の民族と一線を引いているのだと思う。なので、MBAで多国籍の人と交わる中で、その国の習慣だとかルールを体感し、自分もなんとなくいろいろな人を見る力を得れたような気がします。

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