MBAの振り返りシリーズ第三弾！MBA全体を通して学んだこと（ソフトスキル編）

MBAの振り返りシリーズ第三弾！MBA全体を通して学んだこと（ソフトスキル編）

MBAの振り返りシリーズ第三弾！今回はソフトスキル編です。MBAはハードスキルもさることながらソフトスキルの学び非常に大きく、むしろ自分としてはこちらの方が今後の人生で役に立ちそうだと感じています。以前のブログでも書いたけれど、企業のマネジメントが求めるMBAのスキルが大部分を占めます（過去のブログ）。そこで今回はソフトスキルの面で今後のキャリア・人生において役に立ちそうな3つのことについて記載していきます。

チームマネジメント

MBAの集大成のところでも書いたけれど、チームマネジメントの育成はIESEの強み。自分もMBAの期間を通して、いや特に1年目にかなり鍛えられたと思う。どう鍛えられたのかというと、もう一度1年目のIESEのプログラムについておさらい！1年目は学期の初めに8~9人のチームが割り当てられこのチームメイトと1年間、課題やディスカッションを共にする。特に、IESEでは毎日その日に行わらえるケーススタディーの授業を毎朝 8:15~9:15の間にチームメイトとディスカッションする決まりがあるので、本当にチームメイトとはずっと一緒にいることになる。そして、9人もチームメイトがいれば1人くらいは朝のディスカッションにこない人も出てくるし、チームの課題もほとんどやらないといった困った仲間もいる。こんな時、どうやってチームメイトをモチベートして課題に巻き込んでいくか、もしくはもうチームメイトとして認めないかなど、たかだか学校だけど真剣にチームメイトと向き合って自分たちにとって最善の決定をしようとみんなで議論する。この過程はかなりしんどかったけれど、いい経験だった。また、2~3学期にはプロジェクトが多くなり時期によっては3 ~ 4つ同時に重なる。このような時は一人が全てのプロジェクトを行うことは物理的に不可能なので、チームで分担してプロジェクトを行う。ここで問題になってくるのは、個々人のプロジェクトへのコミットメント具合と能力。チームの中にははなかなかコミットメントを示してくれないチームメイトもいるし、成果物も質の悪いものしか作らない人もいる。このようなチームをどううまくまとめていくか。。こんなことを1年間もやっていればチームマネジメント力も自然とついてくるものです。

コミュニティーの形成・維持

ソフトスキルに入れるべきかわからないけれど、自分としては価値を感じたのでスキルの一部にします！ MBAには色々なコミュニティーがある。クラス・出身国・クラブ・チーム・遊び仲間などなど。全部のコミュニティー大切だけれども、これを維持していくのはなかなか大変。そして自分からコミュニティーを形成するのも簡単ではない。例えば自分のコミュニティー形式の例としては、南米人とのホームパーティーグループ!!ww 自分が日本食を作ったり、南米人がテラスでBBQを開催したりと色々楽しい時間を過ごした。まず自分が日本食パーティーを何度かやってコミュニティーっぽいものを作ったら自然とその集まりが強くなっていった。コミュニティー形式で重要だと思ったことは、定期的にコミュニケーションをとることと何かしら貢献し続けること。当たり前のような気がするけれど、忙しい中でコミュニティーを意識し続けることは簡単ではない。これから社会に戻るにあたって様々なコミュニティーに属する、または自分から作っていくことになると思うけれど、MBAでの教訓を生かしていきたい。

プライオリティー（キャリアというより人生）

MBAでとれる選択肢は本当に多い。授業に集中する・クラブ活動・課外活動・就活・起業・ソーシャルライフ・旅行・家族、、、本当に取捨選択の多い２年間です。２年間は長いように思えるかもしれないけれど、MBA生にとってはいつも時間がないように感じている。笑　なぜなら沢山のオプションを全部やりたいけれどできないから。MBAで起こる全てをやろうとすると時間が3倍あっても足りない。なので必然的に自分が大事にしているものを優先する。このプライオリティー付は毎学期意識的に行なっていたし、日々頭の中で考えながら過ごしていた。今自分の中で何が一番重要なのかをひたすら考えた。たとえば1年目の1学期はとにかくチームが重要。2学期は就活。3学期はプライベートといった具合に自分の優先事項は時とともにいつも変化する。MBAが終わり日本に帰った時には仕事が始まり、家族を持つかもしれないし、さらに将来したいものへの時間的投資とか趣味の時間とか、MBAと同様に、いやそれ以上に時間がないと思う。MBAで培った優先順位付のスキル、ちゃんと生かしていきたいと思います。